2007年01月05日

著作権とブログと。

2005/11/1(火)にアップした記事。


さて、昨日、著作権に絡む記事を書いて、ようやく頭が整理できたように思います。
さらに、他にもまだ思うところは多々あるわけで・・・

今回は私のアタマの中で繰り広げられた自問自答を書きたいと思います。
海風(以下A)と、海風@B面(以下B)の対話形式でやってみます。


B さて。昨日は著作権関連の記事を上げたわけだが・・・。
A うん。
B 例の3記事はどうなのよ。
A 以前やった、英文のニュースリリースを翻訳した奴ね。
B そう。限りなく、著作権侵害してるぜ。
A それについては以前にも悩んで記事を書いたわけだけど・・・。
B ブログポリシーをまとめたり、先の記事を書いたところで、もう一度問題視してるわけよ。俺は。
A 正直、「許して」って言いたいのだけど・・・。
B あれは、どう転んでも、問題があるわけ。
A うん。

B 順を追っていこう。最初は、ネットのニュースで、惑星発見のニュースとかを面白い、と思ったんだけど、どうも日本語のニュース文では、内容の要領を得なかった。そこで、発信元のNASAのサイトに行ったら、情報がたっぷり。断片的な日本語のニュースに不満が出た。
A そう。そこで英語の勉強も兼ねて、丸ごと翻訳したわけよ。
B 面白かったねぇ。あの作業は。

A で、そのときは著作権に関しては、ちょっとは気になったけど、それ以前に見た「ここのつの惑星」というサイトで、NASAの情報は自由に使える、みたいなことがあったので、深く考えずに書いちまった。
B あとでよくよく読むと、利用を認めているのは画像だけなんだよね。しかも条件付き。
A 先入観の恐ろしさだね。自分の都合がいいように拡大解釈してた。(恥)

A で、そのあとなんとか著作権侵害を回避しようと、悪あがきをした。
B ま、その恥ずかしい悪あがきはここを見れば分かるわけだが・・・。
A 単なる事実については、著作権は発生しない。というところに逃げ込もうとしたわけです。

B で、仮にそこで著作権の侵害を回避できたと仮定しよう。
A ん・・・。(・_・;)
B 別の問題が生じる。
A それは・・・。
B まず第1に、もともと、改変された日本のニュース記事が不満で翻訳したのに、無断で使いたいからといって、元のニュースリリースの情報を、削減するなどの改造を施した。これじゃお前が不満を持ったニュース記事と、やってることが変わらん。その時点で、本来の価値を失った。

A (;_;)うん。
B 第2は、良心の問題だ。元の記事が著作権を侵害していたことは間違いない。だからといって、こういう姑息な手段を使って逃げようというのは、どうなんだ?
A (ToT)
B 確かに、法の網は避けられるかもしれない。だけど、それは胸を張れる行為だろうか?やっぱり、やり方が分からんとは言っても、ちゃんとe-mailで、著作権者に許可を得るのが正道だろう。
A (T_T)それができなきゃそもそも記事を載せるな・・・と。
B そう。一人で楽しむのではなく、不特定多数に公開される、ネットに載せる以上はね。


というわけで、くだんの3記事は、非公開処理を施しました。
削除しなかったのは(いずれ削除ですが・・・)、やっぱそれなりに苦労して訳したものなので、あっさり消すのが忍びないので。(^_^;) ローカルに保存後、削除処理です。


A とまあ、ここに恥をさらしたわけですが、読んだ人の参考になれば幸いです。
B 公共の場に物を書く、というのは、それなりに覚悟が必要なのかもしれません。
A でもさ、ブログって、一部、ブロガー同士の交流を楽しむ面があるよね。
B うん。
A そうやって、“サロン化”してるところの記事まで、こんな覚悟が必要なの?お茶飲みながらおしゃべりしてるようなもんだよ。

B 法律絶対主義、に基づけば、ダメなんだろうね。いや、法治国家である以上、そうあるべきなんだろうけど。
A でもさ。多少の融通が利いてもいいんじゃない?法律ってのは、文面が全てじゃないだろ?運用上は、情状酌量みたいなの、民法でもあるじゃん。
B たしかに。話が盛り上がって、「マイ○ヒー♪」なんて書いただけで、JAS○ACに金を払わなきゃいけないなんてのは、理不尽だと思う。
A 実際にはその一言で、著作権料。なんてことにはならないはずだけどね。でも、権利の尊重をあまり声高に言い過ぎると、そういう世の中になっちまう。

B 実際、どこまで尊重されなければならないのかの線引きは難しくて、しかも時代によってそれは変わっていく。特許で言えば、プロパテントと、アンチパテントの流れは交互にやってくるしね。
A 今は、プロパテントの時代だけどね。
B 今のプロパテントは行き過ぎの感がある。アメリカなんか、DNAの配列の情報自体を、特許として認めている。そのDNAの機能もわからないのに。明らかに行き過ぎ。DNAを発明した人なんていない。

A さて、これで、考えたことはあらかた書けたかな?
B 大体はね。
A では、今回の脳内会議はこれまで。読んだ皆さんは、どうお思いになるでしょうか?


用語
プロパテント:特許をどんどん認める政策。
アンチパテント:特許を認めすぎると、社会の発展が阻害される、という考えから、特許の審査を厳しくする政策。
posted by 海風 at 19:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 著作権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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